KUZU　KUZU

先日の土曜日（２／７）に、私が住んでいる地域のサ連（手話サークル連絡会）、通研（手話通訳問題研究会）、聴言（聴言障害者協会）三団体の合同研修会が開かれました。

午前中は講演会。
講師は高島良宏氏で、東京にある福祉専門学校の手話通訳科で専任教官として手話を教えておられるろうあ者です。
といっても、今回の講演は手話通訳の勉強ではありません。
生まれ育った故郷のことや、趣味として続けておられるトライアスロンのこと、今現在、NHK教育で放送されている手話ニュース８４５のキャスターをされているのでその裏話等々を話していただきました。

いろんなことにチャレンジし続ける精神はお父さんから教えられたとのこと、見ている私も元気をもらえた１時間半の講演でした。

高島氏のことは１０年程前に大林宣彦監督によって「風の歌が聴きたい（１９９８年）」という映画になっていますし、また、昨年の夏、ＴＢＳで高島氏家族を取り上げたドキュメンタリー番組が放送されています。


午後は３つに分かれて分科会。
私は、真面目に学習するより遊ぶ方が好きなので、高島氏によるワークショップ「手話ＤＥ遊ぼう」に参加しました。
ろうあ者対健聴者の伝言ゲームや、台詞が入っていない１コマずつ切り離した４コマ漫画を自由に並べてストーリーを作ったり、午前中の講演内容から高島氏についての○×クイズ等をして遊びながら、手話に必要な「見る力」「真似る力」そして「イマジネーション」を高めていきます。
みんなでワイワイと楽しく遊んでいたら時間があっという間に過ぎてしまいました。
サークルでもぜひやってみようと思います。


研修会が終わった後は近くの居酒屋で交流会。
交流会には５０人近く参加していたのに、クジで決まった私のテーブルは普段から一緒に飲みに行ったりしているメンバーがほとんど。
お互い「いつもと変わらん顔ぶれやなー。」と苦笑い。
でも、おとなしく自分の席に座って食べていたのは最初だけで、それぞれ飲み物とお箸を持ってあっちこっち移動。
手話通訳者の身分保障から恋愛相談まで色んな話で盛り上がった交流会でした。