KUZU　KUZU

本番の2日目。
この日、私の出番は夕方16：50ですが唄三線の新人賞を受けるＫさんが朝9：20から出番なので同じ宿の4人一緒に7時過ぎに宿を出発。
前日に下見していたので迷うことなく会場へ着きました。

会場で着付の手伝いをしていたら、審査が始まりホールに入り聞くことに。
Ｋさんをはじめ、知り合いが最後まで唄いきる姿を見て一安心。

お昼は会場近くの「風庵」で三枚肉のそばとパンプキンぜんざいを食べて満足。
お世話していただいている三線クラブの先輩はお昼を食べる間も無く空いた時間におにぎりやパンをかじっているのに、ちょっとのんびりさせていただきました。

午後からはいよいよ私の出番。
といっても夕方なので、ひとり三線クラブで用意していたバスに篭り、仮眠をとったり音源を聞きながら撥を持ってイメージトレーニングをしていました。

そろそろ衣裳に着替えないとと思い、その前にお手洗いに行こうとしたら、会場の1階が騒がしい。
見ると唄三線の新人賞の結果が張り出されているではありませんか。
真っ先にＫさんの番号を探すと、ちゃんと番号があります！
嬉しいのとホッとしたのとで思わずウルッときてしまいました。
知り合い何人かの覚えている番号があるのを確認したあと、結果が出ていることをＫさんに知らせようと探したけど、ホールで笛のコンクールを聞いてるとのこと。
私は着替えないとだめなので、見かけたＭさんに番号があったことは伝えず、Ｋさんに知らせてもらうようお願いしました。
自分で番号を見つけて喜んでもらいたいですからね～

ちょっと時間がとられてしまいましたが、私も衣裳に着替え、先輩に着付をチェックしてもらうと、いよいよ自分の出番と気が引き締まります。
私の出番は12番目。
三線クラブの先輩2人の太鼓を聞いたあと、舞台の袖へ向かいました。
いい知らせも聞いたし、先輩2人も無事叩き終えたし、後は、曲に乗って楽しく叩くだけだと自分に言い聞かせました。

1曲目の豊節は緊張感がありましたが、2曲目の鳩間節になると少し緊張感も薄れ、楽しく叩ききることができました。

叩き終わったあと、今の自分にはあれ以上のことは出来ない、後は結果を待つのみと思いました。





太鼓の新人賞が終わった後は続いて優秀賞の審査があり、同じ門下のＨさんが出られました。
2年後、私もあんな風に叩けたらいいなぁと思いながら聞かせていただきました。

器楽の結果は翌日とのことだったので、会場を後にし宿へ戻ることに。
帰る途中、Ｍさんがお父さんとメールのやり取りをしていたら妹さんも沖縄に来てるらしい！
姉妹でお互い沖縄に来てることを知らず、お父さんに聞いてお互いびっくり。
それならと、一緒に晩御飯を食べに行くことにしました。

車を宿に置き、ゆいレールで安里駅へ。
妹さんと待ち合わせし、先ずは行ってみたかった「べんり屋」で餃子と小龍包をあてにビールでカンパイ！
ジューシーな餃子を頬張っていたらＮさんの携帯に太鼓部部長のＯさんから電話。
どうやら、私の携帯に電話を掛けたけど全然でないのでＮさんに掛けたそう。
携帯が鞄の中に入っていて全く気付きませんでした。
電話を代わると、太鼓の結果が出て、新人賞合格したとのこと。
三線クラブの3人はもちろん、同門の人達も全員合格したという嬉しいお知らせでした！
もう一度、Ｋさん、私の合格を祝ってカンパイ！
べんり屋で腹を満たし、2軒目のボトルネックで泡盛を。
途中、太鼓の優秀賞を受けられたＨさん達もお店に来られ、一緒に盛り上がり、夜は更けていきました。