KUZU　KUZU

2/6(土)は三団体合同研修会に参加してきました。
今年で６回目ですが、今年初めて実行委員として関わらせていただきました。

午前中は映像作家の今村彩子さんを講師にお招きしての講演。
今村さんは愛知県出身の聾者で、大学在学中に映像技術を学ぶ為１年間アメリカのカリフォルニア州立大学ノースリッジ校に留学。
今現在は、大学やアメリカ手話教室で講師をする一方、聾・難聴者の生活を取り上げたドキュメンタリーを制作されておられます。

映像の世界に興味を持つようになったきっかけや、なぜ映像技術を学ぶ為にアメリカへ留学したのか、大学における講義保障の話等をしていただきました。
今村さんの小さな体から出てくる言葉はとても力強く、パワー溢れるお話でした。
そして、今村さんが製作した「ユニバーシティライフ　～ろう・難聴学生の素顔～」の一部を上映。
なかなか知る機会のない聾・難聴学生の生活や講義の様子等を知ることが出来てよかったです。
でも、この映像で紹介されていた大学の様に講義保障が行われている大学はまだまだ少なく、大学の授業を受けるために自費で手話通訳者を雇って講義を受けている話を今でも聞きます。

午後からは３つに分かれての分科会。
私は手話を始めたばかりの人達を対象とした「手話のあれこれ」担当しました。
前半は聴協の組織やろうあ者の暮らしについて、手話サークル連絡会や手話通訳問題研究会についてのミニ講演。
後半は指文字を使ったビンゴゲームに身振りでの伝言ゲームを行いました。
今現在手話奉仕員養成講座に通っておられる方が多かったのですが、楽しんでもらえたでしょうか？

今村さんには昼からも分科会の１つを担当していただき、ワークショップが行われていたのですが、後から話を聞くと楽しそうで、私も参加したかったかも…。
でも、今回はガマン。次の楽しみに取っておきます。

合同研修会が終わった後は、いつもの様に近くの居酒屋で講師の今村さんを囲んで交流会が開かれました。
交流会でも今村さんに次々質問が出たのですが、快く応えてくださり楽しい交流会となりました。
今村さんには朝から晩までお付き合いいただき感謝です！